Seven Seeds
セブン・シーズ
店舗名 | Seven Seeds セブン・シーズ |
住所 | 114 Berkeley St, Carlton VIC 3053 |
TEL | (03) 9347 8664 |
WEB | WebSite |
営業時間 | 月曜日 – 金曜日 : 7am – 5pm 土日祝日 : 8am – 5pm |
エリア | カールトン |
豆 | 自家焙煎 |
焙煎度 | 中煎り、浅煎り |
抽出方法 | エスプレッソ、ハンドドリップ、バッチブリュー |
その他 | 朝食、ブランチ、ランチ、スイーツ |
メニュー | メニュー |
-Seven Seeds-
カフェの街メルボルン。その中でも常にランキング上位を誇り、世界中から観光客や地元のコーヒー愛好者たちが絶えず訪れるのがこの「Seven Seeds Coffee Roasters(セブン・シーズ)」。メルボルンコーヒー文化のゴッドファーザーと呼ばれているMark Dundon(マーク・ダンドン)が焙煎環境と生豆の保管方法を改善するために「St ALi(セント・アリ)」を売却後、新しくオープンしたのがこのカフェです。メルボルンでスペシャリティコーヒーを扱うカフェの中では珍しく、中〜深煎りのコーヒーが飲めるお店です。メルボルンCBDからはトラムで約10分程度のカールトンに位置しています。クイーンビクトリア・マーケットからも徒歩10分程度なので、マーケットの営業日に合わせていくと良いでしょう。
店の印象
そんな店内はレンガと木材を多く使っているため、落ち着いたモダンな雰囲気が特徴的です。倉庫を改装して作られたカフェなので、店内も広々としています。スタッフもお客さんも活気があり、元気をもらえるメルボルンらしいカフェという印象です。
メニュー
「セブン・シーズ」では、マーク・ダンドン自らが焙煎環境と保管方法の改善を目的にオープンした店舗だけに、直接産地で買い付けた豆を自家焙煎しています。焙煎は豆の特性を最大限に引き出すよう設計されていて、エスプレッソベースに特化していのが特徴です。ハウスブレンドはブラジルとペルーの豆が使われていて、キャラメルのような濃厚な味わいとバランスの取れた甘みが印象的な中〜深煎りのブレンドに仕上がっています。さらに、浅煎りのシングルオリジンも楽しめ、エスプレッソ、ドリップ、サイフォンなど、多彩な抽出方法でコーヒーを堪能できるのも特徴です。
もちろん自家焙煎なので、セブン・シーズのコーヒー豆や様々なコーヒーグッズを買うこともできます。
コーヒーだけでなく、フードメニューもこだわり抜いており、ハンバーガーやエッグベネディクトからシナモンロールまで幅広い選択肢が揃っている。店内は開放的で、メルボルン特有の倉庫を改装したような雰囲気で、食事とコーヒーをゆったりと楽しむことができる。ただし、人気店ゆえに混雑することもあるので、訪れる際は覚悟が必要だ。
豆知識
店名の由来は、17世紀にイエメンからインドに持ち込まれた7つの繁殖力豊かなコーヒーの種を持ち歩いたスーフィー(イスラム教の神秘主義者)であるババ・ブダンに因んでおり、そのストーリーはロゴにも反映されています。
オーナーであるマーク・ダンドンは、2008年に「St ALi(セント・アリ)」が抱えていた焙煎環境と生豆の保管方法を改善するために売却し、1から新しいアプローチ方法を探すために、古い倉庫をロースターやカフェに改装することで「セブン・シーズ」を開店。当時、メルボルンではエスプレッソ向けのダークローストが主流で、追跡不能な品質の豆が一般的でしたが、マーク・ダンドンは品質、産地、ライトローストに注力し、フィルターコーヒーやコールドドリップなどの新しい抽出スタイルに合う豆を提供し始めました。
焙煎オペレーションは、オーストラリア国内でトップクラスのコーヒーロースターとしての地位を確立しており、現在ではアメリカ、アフリカ、アジアから生豆を輸入し、Fairfieldの卸売本部で60キログラムのProbatマシンと2つの小型モデルで焙煎しているそう。
なお、CBDには「Seven Seeds」の小規模なシティオペレーションである「Brother Baba Budan(ブラザー・ババ・ブダン)」や「Traveller Coffee」も存在しており、こちらでも「Seven Seeds」のコーヒーを楽しむことができます。
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