【チャンピオンTuomas Merikanto氏】プロに教わるエアロプレスの柔らかいコクととろみのある淹れ方・おすすめレシピ
このレシピでは
- 柔らかいコクと優しい味わい
- 複雑でまとまったフレーバー
- とろみのある質感
が特徴的なコーヒーを抽出することができる。
コーヒー愛好家、チャンピオン達のおすすめエアロプレスレシピを紹介していく、このシリーズ。今回は、エアロプレスの世界大会「The World AeroPress Championship2021」でチャンピオンに輝いたTuomas Merikanto氏のレシピを紹介。
抽出方法
- スタンダード式
- レシオ 1:11
用意するのも
- 豆 18g 中〜粗挽き(コマンダンテ27クリック)
- 熱湯 200ml 80°
使用する器具
- エアロプレス
- 紙フィルター×2枚
- パドル(スプーンでも可)
- 電子スケール
- タイマー(スマホでも可)
- サーバー
- カップ
抽出レシピ
準備
- フィルターキャップに紙フィルターを2枚セットし熱湯で軽くリンス(紙の匂いを取るため)
- 本体(チャンバーとプランジャー)を2cmほどはめてセットし、逆さまにした状態でコーヒー粉を入れる
お湯を注ぐ
- 0:00
- お湯を注ぐと同時にタイマースタートし、0:10 までに50gまで注ぐ
- 0:10
- 0:15までにパドルを底から3回前後させながら上昇させる(回転させると、コーヒーベッドが山形になってしまい、お湯が端から抜けてしまうため)
- 0:20
- 0:30 までに150gのお湯を注ぎ200gにする
- 0:50
- もう一度、パドルを底から3回前後させながら上昇させる
- お湯を全て入れ切ったらキャップをする
- プランジャーを押し下げ中の空気を抜き、1:40まで待つ
抽出
- 1:40
- 本体を慎重にひっくり返し、サーバーにセットする
- プレスを開始し、2:00にプレス終了(空気の音がしたらプレス終了)
- 2:00
- 2:30までサーバーをぐるぐる回し冷ます
- カップへ移し終了
味わいの特徴
「柔らかいコクと優しい味わい」「複雑でまとまったフレーバー」「とろみのある質感」が印象的な抽出方法。さらに甘さもしっかり出ているのでフルーツを飲んでいるかのような印象だ。フィルターの2枚使いや、低い温度による抽出が、優しい味わいを生み出している。そして、通常加水するエアロプレスだが、Tuomas Merikanto氏のこのレシピは加水しない抽出方法なのでトロッとした質感が特徴的だ。