【チャンピオン粕谷哲さん】プロに教わるエアロプレスの明るいクリーンカップな美味しい淹れ方・おすすめレシピ
このレシピでは
- クリーンカップ
- 爽やかで明るい酸味
- 優しい甘さの余韻が残る後味
が特徴的な、どんなコーヒーも美味しくなる抽出ができる。
コーヒー愛好家、チャンピオン達のおすすめエアロプレスレシピを紹介していく、このシリーズ。今回は、スペシャルティコーヒー会社「Philocoffea」の経営者でもあり、エアロプレス「Japan Aeropress Championship 2015」優勝、コーヒー抽出の世界大会「World Brewers Cup」でアジア人初の世界チャンピオンに輝いた粕谷哲さんのレシピを紹介。
抽出方法
- インバート式
- レシオ 1:6
用意するのも
- 豆 30g 中粗挽き
- 熱湯 120g 82°
- 加水用 60g 90°〜
使用する器具
- エアロプレス
- 紙フィルター
- パドル(スプーンでも可)
- 電子スケール
- タイマー(スマホでも可)
抽出レシピ
準備
- フィルターキャップに紙フィルターをセットし熱湯で軽くリンス(紙の匂いを取るため)
- 本体(チャンバーとプランジャー)を2cmほどはめてセットし、逆さまにした状態でコーヒー粉を入れる
お湯を注ぐ
- 0:00
- お湯を注ぐと同時にタイマースタート(この時にエアロプレスを回転させながら注ぎ、壁側から真ん中へと注ぐと全体にお湯が行き渡りやすい)
- お湯を120g注ぎ、パドルでしっかり10攪拌し、キャップをする
蒸らし
- 0:30
- 本体をひっくり返し、サーバー(カップ)にセットし40秒蒸らす(セット後プランジャーを少し上げると液漏れが防げる)
抽出
- 1:10
- プレスを開始し、20秒かけてプレス
- 1:30
- 空気の音がしたらプレス終了
加水
- 1:30 用意してある60g 90°〜の熱湯を加水する(加水する湯量、温度については自分の好みに調節する。また、90°以上に設定してある理由はアロマが立ちやすい)
味わいの特徴
「クリーンカップ」「爽やかで明るい酸味」「優しい甘さの余韻が残る後味」が印象的な抽出方法。このレシピでは、通常よりも湯温を低くし、粗挽きにすることで、抽出する成分を限定し、良い部分だけを取り出す贅沢な入れ方だ。