【天体物理学者Jonathan Gagné氏】プロに教わるエアロプレスの甘さ引き立つ美味しい淹れ方・おすすめレシピ
このレシピでは
- とろみのある強い甘み
- ダイレクトで濃厚な味わい
- クリーンカップ
が特徴的なコーヒーを抽出することができる。
コーヒー愛好家、チャンピオン達のおすすめエアロプレスレシピを紹介していく、このシリーズ。今回は、コーヒーを科学的に様々な方面からアプローチしている、天体物理学者Jonathan Gagné(ジョナサン・ガニエ)氏のレシピを紹介。
抽出方法
- スタンダード式
- レシオ 1:14
用意するのも
- 豆 18g 中〜中細挽き (深煎り 中粗挽き)
- 熱湯 260g 100°
使用する器具
- エアロプレス
- 紙フィルター
- パドル(スプーンでも可)
- 電子スケール
- タイマー(スマホでも可)
- Fellow Prismo(無くても可)
抽出レシピ
準備
- フィルターキャップに紙フィルターをセットし、チャンバーへセット
- チャンバーをサーバー(カップ)へセットし、コーヒー粉を入れる
お湯を注ぐ
- 0:00
- お湯を注ぐと同時にタイマースタートし、260g注ぐ(この時にエアロプレスを回転させながら注ぐと全体にお湯が行き渡りやすい)
- パドルを底から前後させながら上昇させる(回転させると、コーヒーベッドが山形になってしまい、お湯が端から抜けてしまうため)
- プランジャーを約2cm挿入し、少し引き戻す(引き戻すことで液漏れが防げる)
- 本体を水平に10回まわす(確実にコーヒーベットを水平にするため)
- 5:00
- もう10回本体をまわす
抽出
- 9:00
- 1分以上かけてプレス(優しくプレスすることで超微粒の抽出を防ぐため、プレスは1分以上かけても良い)
味わいの特徴
「とろみのある強い甘み」「ダイレクトで濃厚な味わい」「クリーンカップ」が印象的な抽出方法。この淹れ方は、100°のお湯を使い、10分以上抽出しているため、フレーバーがダイレクトに出ている。これは、バリスタハッスルの500μmの粉を浸漬式で抽出するには10分以上かかるという検証に基づいている。そして、これだけ味を引き出しているのに雑味がない理由としては、1分以上かけて優しくプレスしているから。優しくプレスすることで、渋みの原因である超微粉のポリフェノールがカップに落ちず、クリーンな味わいになっている。