Proud Mary

^{プラウド・メアリー}

-Proud Mary-

「Proud Mary（プラウド・メアリー）」は、メルボルンでハンドドリップが流行っていなかった時期に、その文化を広めるために2009年に夫婦であるノーランとシャリ・ヒルテによってオープンされたカフェです。アメリカで体験したワインリストのようなコーヒーメニューをメルボルンに持ち帰るため、創始者のノーランは自ら世界中の生産者を訪ね、気に入った豆のみを仕入れています。このカフェはメルボルンCBDからトラムで約20分のコリングウッドに位置しており、フィッツロイやブランズウィックなど、中心街とは異なる雰囲気のある近隣の街を訪れるのにもおすすめです。

店の雰囲気

そんな店内に入って最初に目に入るのは、ブルーにカラーリングされた、6連式エスプレッソマシーン。これは種類の違うコーヒーのクロスコンタミネーションを解消すべく、2つの3ハンドルSynessoマシンを溶接して6連式のエスプレッソマシンを導入しています。各シングルオリジンに専用のハンドルがあり、豆ごとの風味を最大限に楽しむことができる徹底ぶりです。お客さんがバリスタの連続した見事な動きを楽しむことができるように工夫されているので、訪れたさいには要チェックです。内装はシックなインテリアがレンガと木材、自然光が差し込む大きな窓が調和し、心地よい空間を作り出しています。

メニュー

公式サイトメニュー

世界中の生産者を訪ね、厳選された豆を調達し、持続可能で倫理的な農家との緊密なパートナーシップを築いているプラウド・マリー。これらの豆は、近くの系列店Aunty Peg’s（アーント ペグズ）で焙煎され、季節ごとに変わる独自のブレンドやシングルオリジンが楽しめます。コーヒーはコールドドリップ、V60、エスプレッソなど、様々な抽出方法で提供され、熟練のバリスタが最新の機器を駆使して一杯一杯にこだわり抜いた味わいを提供している。特にドリップコーヒーは、ゲイシャやアナエロビックなどのスペシャルティコーヒーが豊富に揃った興味深いラインナップとなっています。

自家焙煎をしているためコーヒー豆を買うこともできます。ポップでかわいいパッケージに入ったコーヒー豆は、種類も豊富でプレゼントにもおすすめです。

また、Proud Maryはコーヒーだけでなく、創造的なブランチメニューでも知られています。コーヒーがスペシャルであるならば、従来のパンケーキやトースト以上の物を提供するべきという思想をもとにシェフたちはオリジナリティを大切にしています。牛のほほ肉をピーマンペーストで煮込んだ食事や、アボカドトーストにはサクサクのスプラウトを添えたりと、スペシャルなコーヒーと共にスペシャルな食事を楽しめるラインナップになっています。

豆知識

Proud Maryは本店がコリンウッドにありつつも、アメリカのポートランドにも進出し、スペシャルティコーヒーのグローバルリーダーとしての地位を確立しています。また、コーヒー関連の商品やアパレルの販売、週に一度の無料カッピングなども行い、コーヒーと料理の愛好者にとっては見逃せないスポットです。

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