勉強や作業が出来る、メルボルンCBDで夜遅くまでやってるカフェ5選
豊かなカフェ文化が街全体に広がっているメルボルン。一方で、多くのカフェが夕方には閉まってしまうという事実が、学生や作業をしたい人々にとって残念な点である。しかしながら、ビクトリア州立図書館の閉館後にも、心地よい夜を過ごす場所を求める人々にとっての救済策が存在する。ここでは、コーヒーと共に仕事を進めたり、静かな読書のひとときを楽しんだり、自分自身と向き合う時間を持つ場所、そして友人との談笑を楽しむ場として活用できる限られた夜カフェをご紹介する。
目次
Brunetti(ブルネッティ)
メルボルンの美味しいケーキとして知られ、長い歴史を有する『Brunetti(ブルネッティ)』は、1985年にメルボルンでイタリア菓子の販売を開始した老舗のパスティッチェリア(イタリア菓子店)だ。
有名店なだけあって一見すると落ち着いた雰囲気とは異なるが、その魅力は開店から23時までという長い営業時間にも表れている。CBD中心部にあるフリンダース店は人も多く人気店といった雰囲気だが、カールトン店は落ち着いており、読書や作業がしやすい場所となっている。
Brunettiは、メルボルンの食文化において欠かせない存在となっており、ケーキだけでなく食事やコーヒーのメニューも幅広く取り揃え、地元の人々に愛され続けている。 Brunettiは、美味しいスイーツを求めるだけでなく、質の高い時間と食事やコーヒーを楽しみたい人々にとって、理想的な場所となっている。
フリンダース店
250 Flinders Ln, Melbourne VIC 3000
月曜日 – 水曜日 : 7:00am – 10:00pm、木曜日:7:00am – 11:00pm、金土日曜日 : 7:00am – 0:00am
カールトン店
380 Lygon St, Carlton VIC 3053
月曜日 – 水曜日 : 6:00am – 10:00pm、木曜日 – 日曜日 : 6:00am – 11:00pm
Cathedral Coffee(カテドラル・コーヒー)
メルボルン中心部に佇む、3つの著名なアーケードの内の一つCathedral Arcade(カテドラルアーケード)。その中にひっそりと佇むレトロな雰囲気漂うコーヒー屋、それがCathedral Coffee(カテドラル・コーヒー)だ。このカフェは月曜日と火曜日以外は、驚くべきことに23時まで営業しており、アーケード内で提供される落ち着いた雰囲気の中、都会の喧騒を忘れさせてくれる場所となっている。
コーヒーだけでなく、ワインや食事にもこだわりを持ち、素晴らしいスタッフが訪れる人々を丁寧に迎え入れてくれる。 そんなCathedral Coffeeは単なるカフェではなく、都会の中で特別な場所としての存在感を放っており、アーケードの中に隠れるこの宝石のようなカフェはメルボルンの中心地において、心地よい時間を過ごすための理想的な場所と言えるだろう。
37 Swanston St, Melbourne VIC 3000
月曜日 – 火曜日 : 8:00am – 15:30pm、水曜日 – 土曜日 : 8:00am – 11:00pm、定休日:日曜日
The Workshop Bar(ザ・ワークショップバー)
The Workshop Bar(ザ・ワークショップバー)は、一般的なカフェではないが、コーヒーを楽しむことができる落ち着いた雰囲気漂うバーだ。その入口はまるで秘密基地のように控えめで、店内は広々とした空間に植物が配置され、独特でオシャレな雰囲気が漂っている。
賑やかな瞬間もあるかもしれないが、平日の夜になると静かなひとときを過ごすのに最適な場所として筆者おすすめのスポットだ。 The Workshop Barは、単なる飲み物を楽しむ場所を超えて、作業やリラックスした時間を過ごす隠れた宝石のような存在感がある。ここでのひとときは、都会の喧騒を離れ、自分のペースでゆったりと過ごすことができる場所だ。
1/413 Elizabeth St, Melbourne VIC 3000
水曜日 – 土曜日 : 3:00pm – 2:00am、定休日:日、月、火曜日
The Journal Cafe(ジャーナル・カフェ)
ビクトリア州立図書館内に佇むこのカフェは、まさに知識と静寂のオアシスだ。その営業時間は図書館自体に合わせられており、訪れる人々に文学と美味しい飲み物の共演を提供している。ここでは図書館のWi-Fiを使用できるため、パソコンを駆使する人々がも多数見受けられ、作業や勉強、知的な探求を求める人々が静かで落ち着いた雰囲気の中で自分の時間を充実させている。
木曜日の夜には、営業時間が21時まで延長されており、予定が合えば夜の時間帯にも利用することができる夜カフェとして活躍している。
この場所は単なるカフェではなく、図書館との調和が生み出す特別な雰囲気が、訪れる者に静かな感動をもたらしている。図書館とカフェの融合は、知識とリラックスが交差する場として、新たな発見と思索を求める人々にとって、魅力的なスポットといえるだろう。
253 Flinders Ln, Melbourne VIC 3000
月、火、水、金 : 7:00pm – 4:00pm、木曜日 : 7:00pm – 9:00pm、土曜日 : 8:00pm – 4:00pm、日曜日:8:30pm – 2:00pm
The Pancake Parlour(ザ・パンケーキパーラー)
1965年からオーストラリアに根付く、名だたるパンケーキの名店、The Pancake Parlour(ザ・パンケーキパーラー)。長い歴史を背景に、オーストラリアの食文化に深く根付いている店だ。
営業時間は平日は23時まで、週末は午前1時までと、遅い時間まで営業しており、白と黒のチェック柄が特徴的な広々とした店内は、おしゃれでアットホームな雰囲気が広がっている。このお店は、単なる飲食店以上に、オーストラリアの食文化と人々の交流の場として、特別な存在感を放っている。
ここで提供されるパンケーキは、手の込んだ作りと豊富なトッピングで知られ、一口食べればそのクオリティの高さが理解できるほど。その価格は一般的なパンケーキよりもやや高めだが、その価値は充分にある。また、コーヒーだけのオーダーも優しく受けてくれる、心地よいカフェ体験が楽しめるスポットだ。
Level 3, La Trobe St &, Swanston St, Melbourne VIC 3000
月曜日 – 金曜日 : 8:00am – 11:00pm、土日曜日 : 8:00am – 1:00am
おまけ:Starbucks Coffee(スターバックスコーヒー)
日本ではカフェでの作業がステータスとして認識されることがあり、その象徴的存在でもあるスターバックス。とはいえ、オーストラリアではスターバックスがあまり人気を博していないという事実がある。しかし、このチェーン店が提供する便利さには魅力があり、特にCBDのスワンストンストリートにある店舗は夜23時まで営業している。
オーストラリアのカフェ文化は個性的で多様であり、地元のコーヒーショップが人気を集めている中スターバックスはあまり浸透していないが、依然として夜遅くまで営業しているため、カフェにはコーヒー以外の利用方法があるといえる。この事実は時と場所によってカフェの選択が異なることを示しており、地元のカフェと国際的なチェーンが共存する中、人々は自分のニーズに合った場所を見つけ、都市の喧騒から離れて夜を楽しむことができるだろう。
おまけ:McCafe(マックカフェ)
世界中で24時間営業しているマクドナルドは、都会の夜を照らす頼りになる存在だ。深夜、何かしらの作業を進める場所として、マクドナルドが選ばれる瞬間があるのは間違いない。深夜になると静まり返る街の中で、マクドナルドは24時間営業のポリシーを通じて、夜行性の仕事や創造的なプロジェクトを追求する人々にとっての安定した拠点となっているだろう。このような場所は、時には予測不能な夜の冒険の始まりとなり、新たなアイデアや出会いが広がる舞台としても機能している。深夜のマクドナルドは、単なるファーストフード店以上に、創造的なエネルギーが交差する場として、夜の街に活気をもたらしている。
おまけ:Jack’s Cafe(ジャックスカフェ)
最後に取り上げるのは、Hungry Jack’s(ハングリージャックス)。こちらもマクドナルドと同じく24時間営業しており、夜の活動において頼りになる存在だ。オーストラリアならではのファストフード店として、夜の時間帯にハングリージャックスを訪れ、夜カフェの新たな思い出を紡ぐのも素敵なアイデアかもしれない。 ハングリージャックスが提供する食事や雰囲気は、オーストラリアの夜の文化において新たな側面を味わう絶好の機会と言え、夜の冒険が織りなす思い出にハングリージャックスが特別な一ページを添えてくれるかもしれない。